ギリシャの古代都市アテナイには、女神アテナを祭る神殿も建てられました。
アクロポリスの丘の有名なパルテノン神殿です。
西洋文化における「ギリシャ神話」「アテネ」「パルテノン神殿」の存在感は絶大です。
アメリカのテネシー州には、1897年に建てられたパルテノン神殿の原寸大のレプリカがあります。世界遺産のユネスコのマークも、ナポレオンがパリに建てたマドレーヌ教会も、高級車ロールスロイスの正面も、日本の地図記号の博物館も、パルテノン神殿を元にデザインしています。管理人も行きましたが、アクロポリス駅から徒歩数分で、大勢の観光客でにぎわっています。
また、パルテノン神殿という名称は、処女神アテナにちなんで「処女の神殿」を意味しますが、建設された当時は「ヘカトンペドス(百足)」と呼ばれていました。これは、パルテノン神殿の中の部屋の端から端までが約30メートルで、ちょうど足100個分ぐらいだったからだと考えられています。